<h3>バストアップさせる方法</3>
・胸の形も年齢とともに個人差が大きく、差が顕著に現れる部位といえます。特に胸全体が下がり、あばらがうっすらみえてしまったり、胸のサイドの筋肉がなくなるため、まとまりがなく、広がった胸になりがちです。
ただ、この胸の部位も解剖学的に胸の筋肉が土台に広がっているたため、鍛え方、トレーニングの動き方によって大きく変化する部位であり、鍛え甲斐があるパーツだと考えております。
バストアップさせるためには、確実に胸の筋肉に刺激を入れる必要があり、女性の場合は男性に比べ、胸の筋肉の面積がやや小さいため、狙った部分に刺激を入れることは難しく、だからこそ、他の方との差をつけるには、取り組む甲斐があると思います。
具体的には、まずは、胸を上から釣りあげる大胸筋上部、胸の筋肉を自分自身の天然ワイヤーで下から支える大胸下部、最後に大胸筋全体に刺激を入れボリュームをだす、大胸筋中部、とこの三つのパーツにわけ鍛えることが大切になってきます。
<h3>胸を上から引き上げる大胸筋上部</h3>
・大胸筋上部は必ず行ってほしい種目ではあります。この大胸筋上部の筋肉がなくなってきますと、首の下のあたりの肋骨が見えてきたり、胸を引き上げる力が弱くなれば胸は下にさがり、バランスを損ねます。
胸を鍛える際は、漠然と鍛えるのではなく、何のために、どういう意識で行うかが大切になってきます。
大胸筋上部の場合は、ベンチプレスの角度を30度、又は45度にセットし、胸の上部ギリギリにおろし、腕で垂直に押し返します。ポイント、顎を少しあげ、首の鎖骨の間を空けておく事が大切です。
<h3>胸の下部を鍛え、下から持ち上げる胸をつくる</h3>
・胸の形を大きく決める、大胸筋下部のトレーニングは胸を鍛える中で、非常に重要と言えます。
胸を鍛える際よくあるパターンは、大胸筋上部、中部には効かせられるが、大胸筋下部には全くヒットしまいため
出来上がった形が、何となく違和感が出てしまいます。
ただ、この感覚は難しいため、繰り返し、繰り返し練習が必要です。具体的な改善方法として、例えば、ベンチプレスで、鍛える際はしっかりと上半身をブリッジさせ、バーを胸のトップより、やや下におろし、上げる際は床面に対して垂直にあげる。この基本を丁寧に繰り返すことが大切になってくると思います。
<h3>胸の中心にダイレクトに刺激を入れ厚みをつける</h3>
・鍛える順番としては、難しい大胸筋上部、大胸筋下部から行い、この違いを明確に感じれるようになった段階で、扱う重量を上げ、胸のトップ、又は一番押しやすいポイントにおろし、フォームより、少し荒いフォームでもいいのでガンガン攻めることを優先いたします。
トレーニングは丁寧が基本ですが、あくまでもトレーニングのため、フォームにとらわれすぎることなくと時にはガンガンとハードに行うことが大切です。特に筋肥大、サイズを増やしたい時はハードトレーニングを行なって行きましょう。